なぜアップルパイは誕生日ケーキに選ばれないのか?

コラム

誕生日ケーキといえば皆さんは何を想像しますか?

大多数の人は苺が載ったショートケーキを想像するでしょう。誕生日に限らずお祝いのケーキで選ばれるのは、このショートケーキです。日本人はほんとにショートケーキが大好きですよね。

お祝いムードにはショートケーキ

一方、ケーキの中でも地味な存在なのが、アップルパイ。誕生日ケーキでアップルパイを選ぶ人なんてほとんどいないでしょう。

見た目がイマイチなアップルパイ

子供のバースデーパーティ用のケーキを買ってくるよう、お父さんがお母さんに頼まれて、もしアップルパイなんて買ってきた日には、子供は大泣きするかもしれません。

誕生日ケーキに選ばれない、アップルパイはそんな存在なんです。

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誕生日ケーキに求められる役割

それではなぜアップルパイは誕生日ケーキに選ばれないのでしょうか?まずは誕生日ケーキとは何かを考察し、そこから理由を探っていってみましょう。

家族が集まり、誕生日の子をお祝いするバースデーパーティ。その中心には、ローソクが光り輝く誕生日ケーキがあります。

言うまでもなく誕生日の大事なイベントに、ローソクの火を消すというのがあります。そのために誕生日ケーキが用意されるのです。

となれば誕生日ケーキはローソクが立てやすいものでないといけません。物を突き刺しやすいスポンジ生地に生クリームが覆いかぶさっているショートケーキは、まさにその役割にうってつけです。他方、表面がパリパリとして割れやすいアップルパイは、ローソクが立てにくいのは明らかでしょう。

ローソクが立てやすいショートケーキに、立てにくいアップルパイ。これが誕生日ケーキにアップルパイが選ばれない理由のひとつです。

さらに誕生日ケーキには、大切な役割があります。それはお祝いムードを演出し、華やかな雰囲気をかもし出すこと。

生クリームでデコレーションされ、苺などのフルーツが飾りつけされたショートケーキは、豪華で祝福ムード満点です。白い生クリームの上に載せられたメッセージプレートも映えることでしょう。

ではアップルパイはどうでしょうか?

パイ生地で覆われた表面は茶色で華やかさとは無縁の色。そしてパイ生地の上にはフルーツなど何ひとつ飾りつけもされてなく、面白みがないケーキです。このようなアップルパイが誕生日に用意されていても、「私、お祝いされてる?」となるでしょう。

すなわち、「ローソクが立てにくい」「華やかさとは無縁な地味なケーキ」だから、アップルパイは誕生日ケーキに選ばれないのです。

アップルパイが誕生日ケーキになるには?

では誕生日ケーキになるためには、アップルパイをどう改善すればいいでしょうか?今までの議論から、ローソクが立てやすく華やかなケーキに変化できればいいのです。

まずアップルパイの表面にローソクを立てやすくするには、やわらかいものを置けばいいでしょう。アップルパイですから、リンゴをやわらかく煮たものを並べるのはどうでしょうか。

そして華やかにすることですが、この煮リンゴを使っておしゃれに飾りつけしましょう。例えば、薄くカットした煮リンゴを何枚か重ねてバラの花のようにしてみる。これを表面に並べれば、大分華やかになり、誕生日ケーキになれるでしょう。

誕生日ケーキにはバラのアップルパイ!

煮リンゴで作ったバラの花を並べたアップルパイ。実はこのバラのアップパイは、存在するのです。

数年前からお菓子作り好きの間で流行っているのが、バラのアップルパイ。ネット上を探せば、多くのレシピが見つかります。例えば、日本製粉のレシピサイトにありますので参考にどうぞ。

バラのアップルパイレシピ

そしてお店でもこのバラのアップルパイに近いものを作成しているところが!それが長野県安曇野市の洋菓子店アップルアンドローゼスです。

バラのアップルパイ(アップルアンドローゼス)

惜しむらくはこの大変華やかなアップルアンドローゼスのケーキは、アップルパイではなくタルトな点。これをアップルパイで作っていただけるとアップルパイ好きとしてはうれしいのですが…。

皆さんも誕生日にはショートケーキではなく、バラのアップルパイを用意してみてはどうでしょうか。アップルパイの地位向上のためにも、おすすめします。

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