東照宮で有名な日光に位置する金谷ホテル。1873年(明治6年)創業のクラシックホテルで、宿泊施設が多くある日光のなかでも憧れの高級ホテルとして知られています。
このような歴史あるホテルには長年に渡って愛されてきた名物のアップルパイがあるというのはアップルパイ好きには常識となっています。当然、金谷ホテルにもあるのです。
それが今回通販サイトからお取り寄せした金谷アップルパイ。どんな味わいなのか詳しく見ていきましょう。金谷ホテルのアップルパイの口コミのひとつとして参考にどうぞ(文中での値段表記は全て税込)。
金谷ホテルとは?
金谷ホテルは日光の老舗ホテルとして有名で、何度も泊まるような常連客が多いホテルでもあります。
さらに歴史上の著名人が宿泊してきたホテルとしても知られています。アインシュタイン、ヘレン・ケラー、新渡戸稲造などの教科書で習うような人物が訪れているのです。
もしかしたらここのアップルパイをアインシュタインが食べていたのかもしれませんね。そんなことを思いながら味わうと面白いことでしょう。想像力を膨らませるとより美味しくなる、そんなアップルパイなのです。
金谷ホテルのアップルパイをお取り寄せ
金谷ホテルのアップルパイ(金谷アップルパイ)は、大丸松坂屋オンラインストアとケーキ専門通販サイトCake.jpから購入することができます。金谷ホテルのベーカリー部門「金谷ホテルベーカリー」の製造です。
2サイズが用意されていますが、大丸松坂屋オンラインストアでは5号サイズのみの取り扱いとなります。
大丸松坂屋オンラインストア
金谷アップルパイ 5号
Cake.jp 金谷ホテルベーカリー
金谷アップルパイ 5号
金谷アップルパイ 6号
アップルパイの値段・送料
大丸松坂屋オンラインストアでは、送料込みで5号サイズが4,860円です。
Cake.jpでは本体価格が5号サイズ3,350円、6号サイズ4,650円となっています。送料は1,100円(離島を除く)です。
宅配業者
Cake.jp経由で購入したのですが、宅配業者の中でも信頼されているヤマト運輸で配送されてきました。大丸松坂屋オンラインストアで購入してもサービスに定評がある百貨店ですので、ヤマト運輸か同等の宅配業者で送られてくると思われます。
配送状態
特に目立った破損などはなく、きれいな状態で届きました。冷凍便での配達です。
外箱自体は普通の段ボール。しかしながら、中に納められているアップルパイが入った箱は、白地にきらめく金色のロゴのシンプルなデザインで好感が持てます。
白い箱の中には、ビニールパックされた冷凍状態のアップルパイが入っています。冷蔵庫で5~6時間程度放置すれば解凍できます。
アップルパイのサイズ
通販サイトから購入できるサイズは、5号サイズと6号サイズの2種類。一般的に5号は直径15cm、6号は直径18cmとされています。
今回は6号サイズを注文しましたが、実際に計測してみたところ、直径が19cmありました。なお、高さは4.5cmでした。
重さは約920gとずっしりとしています。中に具がたっぷりと入っているのでしょう。
アップルパイのカロリー
100g当たり263kcalと箱に表記されています。アップルパイ全体の重さは約920gでしたので、総カロリーは約2,400kcalとなります。
アップルパイの賞味期限
賞味期限は冷凍保存で30日です。解凍後はお早めに。
金谷ホテルのアップルパイの特徴
ビニールの封を切り、まず感じたのは、瞬間的に広がった甘酸っぱいのりんごの香り。大変香り高いアップルパイです。このアップルパイは間違いなさそう!期待が高まります。
つややかな表面と焼き目が何とも美味しそう
まずは金谷ホテルのアップルパイの外観を見てみましょう。
アップルパイには大きく分けて、表面が網目模様で中のフィリングが見えるタイプとパイ生地で全てを包み込むタイプがあります。見た目は網目模様の方がおしゃれですが、包み込む方は、りんごの香りと旨味がギュッと濃縮されており、パイ生地とフィリングとの一体感も楽しめます。
金谷ホテルのアップルパイは後者の包み込むタイプ。持ってみると重く、りんごがぎっしりと詰まっているのが分かります。
パイ表面にはアプリコットナパージュがたっぷりと塗られ輝いています。時々申し訳程度にしか塗られていないアップルパイにも出くわすのですが、金谷ホテルのは違います。丁寧に塗られており好印象です。杏の香りが楽しめます。
焼き上がりも良好です。ふっくらとパイ生地が立ち上がっており、焼き目も美味しそう。さすが歴史があるクラシックホテルのアップルパイといえましょう。
バターと小麦の香りが豊かなパイ生地
パイ生地はしっかりと焼きあがっている見た目に反して、しっとりとした感じ。小麦の香りが漂います。バターの風味も感じられますが、けしてしつこくなく、さっぱりとした味わいに仕上がっています。
フィリングに接するパイ生地は、りんごを旨味が染み込み、ジュワーと美味しさがあふれ出します。一方、その下の生地は薄いパリパリとした生地になっており、食感の妙が楽しめます。
見た目、香り、味わい、そして食感。すべてにおいて素晴らしい出来のパイ生地となっており、この点においてもさすがクラシックホテルのアップルパイです。
紅玉りんごがたっぷり!レーズンも名脇役のフィリング
フィリングで使用されているりんごは、青森県産の紅玉。厚さ5ミリ程度の一口サイズに切られ、シャキシャキとした食感に仕上げられています。甘さは、控えめでも強めでもなく、個人的には丁度良いレベル。りんごの風味を最大限に引き出している甘さとなっており、紅玉りんごの甘酸っぱい香りと伴って、大変美味しいフィリングになっています。
そして特筆すべきなのが、使用されているりんごの多さ。アップルパイを切ってみれば分かると思いますが、ぎっしりとりんごが詰まっています。アップルパイ好きにはうれしいポイントでしょう。
このように素晴らしいフィリングなのですが、それをさらに一段階美味しさをアップさせている存在が、レーズンです。独特のこってりとした甘さのレーズンが、ほど良い甘さのりんごと絶妙に調和し、りんごの美味しさを引き立てています。また、少し香るシナモンも良いアクセントとなっています。
りんごの美味しさを満喫できる金谷ホテルのアップルパイ!
香り良いパイ生地に、青森県産の紅玉りんごの旨味を上手に引き出しているレーズン入りのフィリングがたっぷりと入っている、金谷ホテルのアップルパイ。
甘さもちょうど良く、りんごの美味しさを思う存分に堪能できるアップルパイです。パイ生地表面に塗られたアプリコットナパージュの爽やかな杏の風味も心地よく、所々にこだわりが感じられる完成度の高いアップルパイと言えます。
クラシックホテルのアップルパイはどこも大変美味しいのですが、特に今回お取り寄せしたこの金谷ホテルのアップルパイの素晴らしさには、驚かされました。ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。おすすめです。
大丸松坂屋オンラインストア
金谷アップルパイ 5号
Cake.jp 金谷ホテルベーカリー
金谷アップルパイ 5号
金谷アップルパイ 6号
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